恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
そのまままた続きがあって、長いキスになるかと思ったけど、違った。


当麻くんは、そのまま口に含んだキャンディをガリガリとかじり始める。


「また、後でな。流星さんくるとうっせーし」


「うん」


ちょっともの足りなかったけど、でも、十分。


そうだよ。よく考えたら、月ちゃんと鶴くんをずっと待たせたまんまだったんだ。







リビングに戻ると、月ちゃんがテレビを見て、ひとりで笑っていた。


「あれー? お兄ちゃんと鶴くんは?」






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