弟と私の関係-番外編-
陽琉は暫く考えると、ニヤーっと笑った。
「俺、あれがいいな~玲緒からのキス」
そういうと陽琉はニタァーっと笑った。
わわわ…私からのキ、…キス!?
カァーっと顔が赤くなる。
そういえば、まだ私からキスしたこと…ないや。
「どう?……ってなーんてな、冗談だよ、冗談」
あははははと笑う陽琉を見ながら、私は思った。
いつも私が幸せにしてもらってるんだから、今度は私が幸せにしてあげなきゃ!!
よ、よし!明日は頑張るぞ!!
私は陽琉に分からないようにガッツポーズをして、自分の部屋へと戻った。