弟と私の関係-番外編-





陽琉は暫く考えると、ニヤーっと笑った。




「俺、あれがいいな~玲緒からのキス」




そういうと陽琉はニタァーっと笑った。




わわわ…私からのキ、…キス!?




カァーっと顔が赤くなる。




そういえば、まだ私からキスしたこと…ないや。




「どう?……ってなーんてな、冗談だよ、冗談」




あははははと笑う陽琉を見ながら、私は思った。




いつも私が幸せにしてもらってるんだから、今度は私が幸せにしてあげなきゃ!!




よ、よし!明日は頑張るぞ!!




私は陽琉に分からないようにガッツポーズをして、自分の部屋へと戻った。
< 9 / 66 >

この作品をシェア

pagetop