メイドの彼氏はお坊ちゃま!?
「はぁぁ~。」


家に帰ってベットに倒れこむ。


「でっけぇ溜息。」

「うるさいなぁ…。」


泣きそ…。


「何泣きそうになってんだよ。」

「だって…だって転校初日に皆に嫌われて…。」


もぅ…どーすればイイか分かんないんだもん。


「あんま気にすんなよ。」

「気にする~~~!!!」

「あのなぁ…。」


うぅ…。


「何さ…ヒック…。」

「泣くなっ!!」

「無理っ…ウゥ…。」

「はぁ…。
まだなんかされたわけじゃねぇだろ!?」

「うん。」


でも…睨まれてるし…。


「俺が、お前を守るっつってんだよ!」


へ…?


「華がアイツらに睨まれてる原因は俺だ。
だから、俺がお前を守る。」

「なっ…そういうのは好きな人に言いなよ。」

「俺の好きな人は、俺が18になるまで会えねぇよ。」


18になるまで…?


「なんで…?」

「よくわかんねぇ。」


…?


「ま、そんなんだから…俺には好きな人も何も関係ねぇの!」

「ふぅ~ん。」


なんか…私と一緒。
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