メイドの彼氏はお坊ちゃま!?
ある日の事。



「うぅ…。」

私はベッドの中でお腹を抱えて丸くなっていた。
今日は1日中ベッドの中だろう。

だって―――……………


「お腹…痛い…。」


その理由は…"女の子の日"だから。

私はなぜか昔から痛みがひどい。
今日は幸い土曜日。あと1日休みがある。

優は、まだ寝てる。
ハズだった。


「唸り声うるさい。」

「んな事ッ…言われても…! ―――――――――ッッ!!」


腹痛(?)なの!!


「何? どっか悪いの?」


さすがの優も起きた。


「え―――――ッ!?」


痛い…!!


「お前顔色悪い。」

「顔色…?」

「そ。青白い。血の気の失せた顔。」


やつれてると…?


「血の気の失せた…。」


何繰り返してんのよ。


「華さ、今腹と腰痛いだろ。」

「え?」


なっなぜそれを…!!
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