メイドの彼氏はお坊ちゃま!?
-夜

とうとう来た、再び夜。


「今日で最終日だな~。」

「ねッ!!」


最後かぁ…!
また明日から優と一緒にいられる…!!


「…。」

「悟…?」


なんだか様子が変?

-ドサッ


「―――ッ!!?」


悟に布団へ押し倒された。

何…?!


「悟??!」

「今日で最後…か。」


怖い…。


「明日からまた別々。
いろいろするなら今のうち…だな。」


いろいろって…何よ?!


「ちょ…! 悟…!!」


悟の顔が近づいて来る。

私は悟の胸板を押すけど、全くビクともしなくて。
さすが男子だな、とこんなタイミングで感心してしまうハズレてる私。


「何?」

「イ…ヤ…!!」


優…。


「イイじゃん、俺ら付き合ってんだし。」

「でも…!!」


優…!!


「――――………我慢できないから。」

「――――ッッ!!!」


嫌…………!!


「優ーッッッ!!!!!!」


嫌ぁ!!!

-バンッ

「悟!」
< 45 / 75 >

この作品をシェア

pagetop