蒲公英





そして僕は想い続けるだろう。






君は今どこにいるんだろう、と。

なにをしているんだろう。

なにを考えているの?






ねぇ。











今でも僕を…、愛してくれる?











他の女性の肩を抱きながら、そんなことを想い続ける。






綿毛になったはずの君が…、今もどこかで黄色い花を咲かせているから。





















―湧己……。





















fin.
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