私と君と王子様
それにしても、美味しそうに食べてるなぁ。


・・・っあ、口にソース付いてるよ。


かわ、!!かわいいなんて言わないんだから。


「口にソース付いてるよ、はい」


ティッシュを差し出す。

「あ・・・悪いな、ありがとう」


料理を食べる終えるまでに話したのは、たったこの会話だけだった。
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