私と君と王子様
安心したけど、同時に心が苦しくなった。



優也が手に持っていたのは、可愛い紙袋だった。



その袋を見てとても嬉しそうな顔をしている。


きっと、誰かへのプレゼントだと思うけど。


どう見てもお母さんにプレゼントするような物ではない。


・・・・わかってる、わかってるよ
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