シークレットガールとの関係は?
「考え事?…ちゃんと前見て歩けよ。」


「ありがとうございます。蓮さん」


――…

今日は初日だったケド、意外とできたほうかな?


明日からはもっとがんばらなきゃ…

……あっ!

2人でお店にきた私のお客様…………


忘れてた……

お店出たくない………

はぁ…


「皆さん、お疲れ様でした。お先に失礼します…」


はぁ…

深呼吸して………


ガチャ


……
「待っていらっしゃったんですね。」

「あぁ。何回がいい?」

は?

おまえが決めろよ。

「何回でも。」


「じゃあ、2回。」

2回もすんのかよ…

1回でよくない?

「かしこまりました。」

「んッッ …」

はやくしてよ…

お店の人出てきちゃう…

「んッッ………ッッ………ハァ…」


「何、やってんだ?」


李緒さ……ん…………

タイミング悪すぎ……


「おい、何やってんのかきいてんだよ。愛華」


なんで……

李緒さんが偽名知ってるの?

「うるさいわね。あんたに関係ないでしょ?」


「あんたは、私にお金。」
お客様に向かって手を出した。


「あ、あぁ。」


お客様は驚いた顔をして私に1000円を渡して、去っていった。


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