キミがいた場所
次の週、早紀は僕の家に泊まりにきた。


『雄ちゃんち、変わってないね』

早紀はキョロキョロ周りを見渡した。


『いいものがあるんだ』僕は早紀にずっと大事にしていたアルバムを見せた。

『アルバムだ』
早紀はニコニコしながらアルバムを開いた。


アルバムの半分以上は僕と早紀の写真だ。
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