君と始めよう!!☆
私たちはみんながいる
教室に戻った。
−ガラッ−
扉を開けるとみんなは
曲の練習をしていた。
ゆうまくんは私の肩を抱いて
満面の笑みで言った。
「俺ら!付き合ってます!!!」
横にいる私は当然
真っ赤なわけで。
聞いたみんなは
ビックリして
ひょうしぬけてるし。
ゆうまくんはそんな空気を
読めていない。
「へぇー!!お似合いじゃない?」
口を開いたのは
たまちゃんだった。
「だろ!!?」
ゆうまくんは
“お似合い”
って言葉を聞いて
有頂天になっていた。
普段は無口でクールな
響くんも
この時は笑っていた。
凌駕くんも
からかいながらも
お似合いだって言ってくれた。