君と始めよう!!☆
私は台所に一直線!
そんな私を見て少し
つまらなそうにしてるゆうまくんを
かわいいって思っちゃう。
しばらくして
部屋中にビーフシチューの
匂いが広がる。
おいしいっ!
味見をして皿に盛りつけて
ゆうまくんに声をかける。
「ゆうまくーん!
ご飯できたよー!!」
返事がない…
恐る恐る台所から顔を出すと…
やっぱり!!
ゆうまくんは気持ちよさそうに
寝ていた。
もうー…
ご飯出来たのにー…
仕方ないからゆうまくんを
揺さぶって起こそうとする。
「ゆうまくん起きてー!!」
全然起きないしー…
でもスヤスヤと寝ている
ゆうまくんの寝顔がすっごく
かわいくて…
恐る恐るキスをした。
するとゆうまくんの目があいた。
「杏。キスはそうじゃないだろー??」
にやけているゆうまくんの隣で
私は真っ赤になっていた。
それを見たゆうまくんは
私を引き寄せて激しいキスをした。
「……あ……んんっ…!」
私の甘い声が部屋に響く。
なんだか自分の声じゃないみたい…
ゆうまくんはゆっくりと
唇を離した。