君と始めよう!!☆




――〜♪


歌い終わると、

ゆうまくんと凌駕くんが
抱き合っていた。


えっ!!?


すずちゃんと私は一緒に
ビックリっ!




「何やってるの??」

聞いてみると
凌駕くんがこっちを振り向いて…

ニヤッて笑った。



私は何だかムカッときて
すずちゃんに抱き着いて

ほっぺにキスをした。




それを見たゆうまくんと

凌駕くんは2人とも驚いて
焦っている。




「杏の唇は俺の物!!」

「すずのほっぺは俺の物!!」


2人のセリフが完璧に
ハモって、

すずちゃんと私は
離されてしまった。



あーぁー…

離されてちゃった…



でも元はといえば
凌駕くんがゆうまくんに

抱き着くからいけないんだっ!!



そんなことを思い出して、
私はゆうまくんの胸に

顔をうめて背中に手を回して
ギュッてした。




「杏…ヤバイ………。」


そう言った瞬間

ゆうまくんは私にキスをした。







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