SuKi SuKi


違うの……そうじゃないの。


体育館を出て、
保健室へと続く廊下


柊くんの腕を掴み
立ち止まったあたしを見て


柊くんも歩くのを止めた



「…柊くん…あのね?」


涙を拭きながらゆっくり
話しだしたあたしを

柊くんは何も言わずに見てて



あたしはまた
ゆっくり口を開いた


< 25 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop