運命の見えない糸


あ~転校2日目で遅刻かぁ
まぁいっか♪


ドンッ
わッッ

「すみません」

「あ゛?あぁ」

…何?このぶつかった人
まさかの不良さん?

とりあえず顔を上げてみようぢゃないか



「わっわ゛ぁ」

「なんだよ 大丈夫か?」

え?この人顔超超恰好いいぢゃん
つか厳ついッッ

だけど笑うと顔がくしゃってなってかわいいなぁぁ

「おい大丈夫か?」

「あっはいッッはい平気です」
「ハハお前ウケるし。名前は?」

「櫻井咲です」

「咲か。おれは龍崎海だ。海って呼べ」

「はいっ!」

あっこの人同じ学校だ

「学校一緒に行こうぜ?」

「はい」

「つか、敬語止めれば?俺とお前同級生」

「そうなの?!」

「ぁあ」
海はニカッと笑った

モテるだろうなぁ

「メアド教えろよ」

「あっうん赤外線でいい?」
「あぁ」




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