アナタの笑顔は私の特権。
「お待たせ。春日君。」

「……山本?」


なんで一瞬固まったんだろう…?


「私服だと大人っぽいな。学校だとこどもっぽいから」


褒めてるのか、けなしてるのか…


分からないから、褒め言葉として受け止めておこう。



「じゃあ行くか」


「あ。料理するなら材料買わなくちゃ」


そう言うと、春日君は


「じゃあスーパー行くか」


と進む方向を変えた。



スーパーと春日君って結びつかないや。




なんか新鮮…。




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