アナタの笑顔は私の特権。
オーラが怖い。


「次、春日君が決めていいよ。」


春日君が決めた場所とは、



「ぎゃあああっ!!」

お化け屋敷だった。


私は苦手だけど、春日君に決めていいよと言ったからには嫌だとは言えない。



怖い…怖い…。


恐怖のあまり、春日君に抱き着いてしまった。



そして、春日君は出口までずっと手を握っていてくれた。




意外と優しい。








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