アナタの笑顔は私の特権。
「ねぇ、あの人どこかで見たことのあるのよね…。」

美咲が突然そう言った。
視線の先には、この間の後輩の子。


「え?」

「確か凛も一緒にいた気がするんだけど…。誰だったかしら?」


やっぱり知り合いだったんだ。
でも誰なんだろう……?


「まぁ、気にすることはないと思うわよ?」


確かにそうかもしれないけど、
やっぱり何か引っ掛かる。


このままでいいのかな?


思い出さなきゃだめ…。



そんな気がする。









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