アナタの笑顔は私の特権。
朔楽君は気にするなって言ってくれてる。


辛いのはお互い様だって…。



分かってる。

分かってるけど、相手の記憶をなくさせた…。



偽善だって分かってる…。



でも―…。



考えていたら、頭が混乱してきた。


思い出すことによって、皆に迷惑かけちゃうかな…?





結局




一睡もできなかった。





学校に行くのダルい…。








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