アナタの笑顔は私の特権。
そんな私にイラついたのか、朔楽君はため息をついて、私の腕を掴んで歩きだした。


「ちょ…朔楽君!!……どこ行くの?」


朔楽君は私の質問には答えず、黙って歩きつづけている。





着いた場所はやはり図書館だった…。


これ以上朔楽君といたくないのに……。








< 67 / 89 >

この作品をシェア

pagetop