アナタの笑顔は私の特権。
ん〜〜〜!!

分からないよぉ!!


「教えてやろうか?」

「え!本当??やったぁ!!」

「そんな顔目の前でされてると、読書に集中できないからな」

春日君はそう言ってふっと笑った

それだけでドキッとする…。

普段から笑えばいいのに……。


「あ……、ごめんね」

「別にいいけど」


そう言って優しそうに笑った春日君。


たった半日で春日君の違う一面を見た気がする。


とても貴重な笑顔だった…。




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