アナタの笑顔は私の特権。
次の日、久しぶりに朔楽君のお弁当を作った。


「朔楽君!屋上行こう!?」

「ああ。」

「……すっかりラブラブね。」

美咲ちゃんも呆れるくらい、朔楽君との距離が縮まった気がする。


「まあね。じゃあ、いってきます♪♪」

「いってらっしゃい」



屋上まではもちろん手を繋いでいく。

それが当たり前。


スキンシップが好きな朔楽君らしい。

まぁ、私も好きだけど。



「……あ。」

「あ…大和君」

「碧衣。」

「邪魔っスよね。…じゃあ」







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