アナタの笑顔は私の特権。
イルカショー見たい!!

でも朔楽君にとっては退屈かも…。

「見に行く?」

「いいの??」

「いいよ」
「行く!!見に行きたかった!!」


そっか、って朔楽君は笑って私の手を引いた。

朔楽君と自然に手をつなげるようになったのはいつだっただろう。


違和感あったものが、当たり前になっていく。

朔楽君色に染められているのだろう。


朔楽君は私色に染まってくれてるかな?

二人で築き上げるものは、私に幸せを齎していた。








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