アナタの笑顔は私の特権。
「……可愛いな。」

「…え?朔楽君も子ども好きなの?」

「ああ。」

朔楽君が子どもを好きなんて意外だった。

私は、子ども好きの人と結婚したい。
子どもが好きだってはっきり言ってくれた男の人は朔楽君が初めて。


やっぱり、私には朔楽君が必要なんだね。


「可愛いね。私も子どもが好きだよ」

「そっか。」

そう言って笑い合った。






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