先輩に一直線。
家に帰っても、彼のあの姿が頭から離れなかった。

綺麗すぎて、美しすぎて、私の中から形になって出てくるものはため息だけだった。

大草原を駆け巡る、真っ白な白馬みたいだった。

でも、私が好きなのは翔太であって、あの人ではないんだ。
ちゃーんと、自分でもわかっている。
二人の事を好きになるなんて、絶対にありえないじゃないか。

だって、私は翔太に中学生の時からずーーっと恋しているんだから。
伊達に片思いしてないんだから。
確信もって言えるんだから。


でも・・・・・


それでも、翔太を考えていても、どこか、頭のどこかにあの彼がいる。。。



やっぱり、変だよ、私・・・・。
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