先輩に一直線。
入学式がおわると、また教室に戻り、担任の先生からお話を聞いて、すぐ下校になった。

新しいメンバーは、みんな明るくていい人ばっかりだった。

その中でも、翔太はひときわみんなの目を引く、人気者になった。


「絵美、一緒に帰ろうか。」
「うん!」
私たちは二人で帰る事にした。

「紗季は、部活はどこ入る予定なの??」
「うーん・・・、今迷ってるんだけど、陸上部かなー?」
「へー、紗季らしくてカッコイイね!」
「そぉかな?」
絵美の言葉に、ちょっと照れくさくなったりならなかったり。

「絵美は?」
「私はバレー部。」
「ふーん。お互い頑張ろうね!」
「うん!」

私たちは和気あいあいでそれぞれ家に帰って行った。



そして、入学初日があっけなく終わった。


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