あおぞら
「あっ!かりんちゃーん!」
「和樹くん…?」
いた………。
「心配したよ…遅かったから……。」
「ごめん。洋服えらんでて…。ごめんね……?」
と、言った途端、
一一一バサッ
和樹くんが座った…。
「和樹くん!?どうしたの!?」
すると和樹くんが……
「俺のために洋服えらんでくれるとか、嬉しくて……。」
私はちょっと笑いそうになった。
だけど、なぜか私自身も嬉しかった。
和樹くんに向かって優しく微笑んだ。
「じゃぁ行こっか!」
「うん!」