あおぞら
「どうし…たの?」
すると眞樹くんは恐る恐る言った。
「勇気が………死んだ…。」
ははっ
そんなわけないじゃん?
ちょっと集合時間に来るのが遅いからってそんなはずないよ。
「なっに冗談いってるの?」
そんなはずないと思い、半分笑って言った。
「……東第2病院」
眞樹くんが言った。
ブチッ
眞樹くんとの電話を切って私は急いで家に帰りチャリに乗った。
勇気……。
家から病院まで30分。
一粒の涙が垂れた。