あおぞら



「んぢゃ今日はゆっくり休んで明日に備えようか」


大きく頷く




「そだね。」





「家まで1人で帰れる?」




「うん。」



和樹は車に乗り込み窓をあけ私に手を振る。




「気をつけてね」




「また明日。」





そして和樹の車はどんどん遠くなっていく……。







和樹、いつもどんなに近くても送ってくれるのに。





余計に遠くなっていく車を見て、少しかなしくなる。
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