あおぞら
和樹はそのままベットの上に座った。
かりんはその前に立ち尽くす。
「和樹…?」
和樹は眉間にシワをよせ顔を伏せる。
「…どうしたの?」
「んでもねーよ」
とっさに返された返事に戸惑うかりん。
和樹もそれに気づき戸惑う。
「あっ…ごめん…。」
「大丈夫…。だけどどうしたの…?」
和樹が言ってくれることを信じてもう一度聞いてみる。
「かりんだけには隠し事したくないから…」
そして和樹は話しはじめた。