紙ヒコ―キ
凄い、か……。
ある意味、当たってるよね…。
「じゃ、じゃぁ、1時間目サボろっか?」
杏里が小声で、そう言って来た。
どうやら、ものすごく気になるみたい。
あたしは別にサボってもいいし。
「いいよ。」
って、okしちゃったけど…。
あたし、ちゃんと話せるのかな…
てゆうか、話してもいいのかな…
人の辛い過去をそんな簡単に…
そう悩んだけど、やっぱり話す事にした。
杏里なら…、分かってくれると思ったから。