紙ヒコ―キ



…でも、何て言おう。





女の子と知り合いじゃないし…“友達です”って言えないもんな…。





そんな事を考えていたら、





「…どなた?」





後ろから声がした。





あたしはビックリして振り向く。





そこに立っていたのは、綺麗な女の人。





綺麗すぎて、思わず見つめてしまう。





そんなあたしの視線に怪しい、と思ったのか眉間に皺を寄せている。





あたしはハッとなって叫んだ。




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