甘甘アイドルと幸せな時
「それじゃあ、須川君には...この事務所と、この工場と・・・」
「・・・分かりました。明日の朝から直接回って行っていいですか?」
「そうしてくれ。須川君はお得意先でも好評だからなぁ♪宜しく頼むよ。」
課長は、さっきとはうって変ってご機嫌にデスクへと戻って行った。
「...可哀そう。」
「そうだよぉ、何されるか分かんない...」
「何かされたら、電話しなよ。」
「そうするぅ...ハァ...静かにやる...」
麗華はウチワをしまい、静かに席に戻って行った。
席は隣同士なんだけど。
それから、麗華は無言で仕事をしていた。
珍しい...