〜君トノ出逢イハ、空色ニ〜
学校の帰り道、私はとある“モノ”に遭遇した。
「………何?此れ。」
それは小さな路地の道端
に落ちていた。
私はあまり人混みが好きではないため、いつもこの路地を通るのだ。
最近では、路地の名前までつけるほどのお気に入りだ。
路地の名前は“sky*load"。私は空が大好きだ。この路地からは誰にも邪魔されずいつも綺麗な空が見える。登校時には澄みきった青空、下校時にはオレンジ色に染まった夕空。毎日ここを通るのだが……今日は、いつもと変わらないはずの路地道には変な……否、“不思議な”と言った方がいいかもしれない、日記帳が落ちていたのだ。
それも、誰でも不思議に思い拾いそうな感じに道端のど真ん中に落ちているのである。
「誰のか名前書いてないかな?」
とりあえず、目の前に落ちている日記帳を手にとってみる。
「綺麗な表紙………」
拾った日記帳の表紙には
それは綺麗な青空が
広がっていた──……
「あれ、中身何も書いてないじゃん。………貰っても……いいよ、ね?」
表紙を気に入った私は落し物ならいいか、といそいそと学校指定の鞄へとそれをしまいこむ。
「早速今日家に帰ったら書いてみよっと♪」
「………何?此れ。」
それは小さな路地の道端
に落ちていた。
私はあまり人混みが好きではないため、いつもこの路地を通るのだ。
最近では、路地の名前までつけるほどのお気に入りだ。
路地の名前は“sky*load"。私は空が大好きだ。この路地からは誰にも邪魔されずいつも綺麗な空が見える。登校時には澄みきった青空、下校時にはオレンジ色に染まった夕空。毎日ここを通るのだが……今日は、いつもと変わらないはずの路地道には変な……否、“不思議な”と言った方がいいかもしれない、日記帳が落ちていたのだ。
それも、誰でも不思議に思い拾いそうな感じに道端のど真ん中に落ちているのである。
「誰のか名前書いてないかな?」
とりあえず、目の前に落ちている日記帳を手にとってみる。
「綺麗な表紙………」
拾った日記帳の表紙には
それは綺麗な青空が
広がっていた──……
「あれ、中身何も書いてないじゃん。………貰っても……いいよ、ね?」
表紙を気に入った私は落し物ならいいか、といそいそと学校指定の鞄へとそれをしまいこむ。
「早速今日家に帰ったら書いてみよっと♪」