〜君トノ出逢イハ、空色ニ〜

白キ翼ノ君ニ出逢ウ

ピチチッチチッ……



「─…んっ……あ、さ…?」











「……………あぁ!!!日記!!!!」



ガタガタガタッ!!

ドテンッ!!



「いっ、痛………っ」



日記の返事に気をとられてベッドから転げ落ちてしまった。



「たたた……っと、日記日記!!」



パラッ



其処には昨日とは違い、本当にこの場で書いたような字があった。





“僕は天使──……





君を救うために





今、行くからね──?





どうかそれまで





待っていて───”





(僕…?って事は男!?)



「あわわわわっ…どうしよっっどうし「お前、落ち着けよ。」








(は?




何で此処に男の声が………?)



私が振り向くと、後ろには



それはそれは綺麗な




天使様がいたのだった──




翼は真っ白で




でも表情は悪魔のようで──




窓からの朝日が




その整った顔立ちの輝きを



増させている気がした──






これが




貴方と私の





運命の出逢い───




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