空き瓶ロマンス


「私、聞いてました……えっと…


…言ってもいいんでしょうか。



信也さんが、さっきの式場のウエイトレスさんに、

その……プロポーズをしたと」




彼は気を遣うように俺を見て来た。



「なっ……」



瞬間的に、小野の表情が変わった。



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