空き瓶ロマンス


「……本日は誠におめでとうございます。

こちらのサービス担当を致します、鳩羽でございます。

どうぞ、よろしくお願い致します」




私は、仕事笑顔を貼り付けて、一気に喋り切った。

噛まない為には、そうするしかない。



私の担当卓は、二卓とも新郎友人席だった。

当然、と言うべきか。



一つ席が空いていたが、全員男性だった。





< 17 / 891 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop