空き瓶ロマンス
 


だから、もし大事な妹の将来を任せるとしたら、




こんなに理想的な人物はいないかもしれない。




だが……。






「微妙です」




 
俺は、たっぷり考えてから答えた。








「確かに、『先生だから』って安心に思う気持ちは、たくさんあるんです」



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