空き瓶ロマンス



「中のレストランの。


……お昼食べ行こ」



その時初めて私は時計を見て、


とっくに十二時を回っている事を知った。



集中しすぎて、空腹感が麻痺していたらしい。




「……何も、こんなに人が混む時間じゃなくても……」




「そういう事は言うもんじゃねーの。



良いから行くぞ」



「うう……」



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