空き瓶ロマンス



だけど、面倒なので言わなかった。



私は、小さくなった飴を噛み砕いて、



誰からもメールが来ていない事を確認してから、目蓋を閉じた。




一日が、途轍もなく長く感じた日だった。




< 266 / 891 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop