空き瓶ロマンス



眠ってしまう気は無かったのだが、目が覚めたら家の前だった。



「倫子……着いたぞ」



最初は、兄の声だと思った。




だけど何かが違うな、と思った。




「う……ぇ、わあっ!」



< 268 / 891 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop