空き瓶ロマンス
 


だけど私は、思いがけないプレゼントに、



自分でも驚くほど嬉しいと感じていた。



「本当に、ありがとうございます。


早速どこかに付けますね」




私は、自然と口角が上がっていた。





それを見た彼は、普段の表情からは想像がつかないほど、




優しく笑った。




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