空き瓶ロマンス



だからこんなふうに、わざわざゴミを隠すように遺棄する奴の根性が許せなかったが、



拾ってやる義理も無いので放っておいた。




(あー……無理)




目的の書籍は、本棚の一番上にあった。




背伸びをしても届かないし、近くに踏み台は無い。




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