空き瓶ロマンス
 


着替え終わってボックスから出ると、皆忙しく動き回っていた。


製本……面倒くさいんだよな。



「手伝って手伝って」



しかし、当然ながら私に拒否権は無かった。



「むむむ……」


台本候補は、全部で十数冊が人数分刷られている状態だった。



しかもその上、予備が含まれているので、とにかくこれは膨大な量だ。



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