空き瓶ロマンス



「ごめん、チャーキー。これからはなるべく毎日来るけど、五時に上がるよ。


夕飯の支度あるから……」


「うん、それなら平気。頑張れよ」



チャーキーは、口元に笑みを浮かべた。


何の文句も無しに、そう言って貰えると気持ちが楽だった。




というより、私がしばらく部活を休んでいた理由は、そこにあるのだ。



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