空き瓶ロマンス



「先生は、ストレートに物を言うんですね」


「それがどうした」


「まあ、仕方ありませんよね。それで、プロポーズまでしちゃったんですもんね」



「なっ……!」


(何故、お前がそれを!)



ショックで言えなかった。


一体みちるは、どれだけの事を把握しているのか。
 


しかも何故、ここまで詳細な事を知っているのか。
 


問い詰めると、みちるは唇を尖らせた。



< 528 / 891 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop