空き瓶ロマンス
墜落事故
台本のストーリーは、まず主人公である男子高校生が、
死ぬところから始まる。
信号無視のトラックに、撥ねられたというプロローグだ。
そして、成仏できない幽霊となったままで、
物語は進んで行く。
だけど、展開は設定の割に、割とコミカルだった。
キャラクターのセリフの掛け合いも、
難しいところはあるものの、テンポがよく面白い。
『死んでいる』とは、その条件だけで、
後は生きているのとあまり変わらない。