空き瓶ロマンス


即答すると、彼女は何かを考えるように数秒俯き、


「……分かったわ。


ただし、通常のお客様の場合、こういった話はお断りさせて頂いてるの。



だから、あなたは私の身内として扱うわ。


言っておくけど、特例中の特例だからね。


披露宴が終わったら、
あの子にメールアドレスをあなたに教えてもいいか訊くから。



もしそれで駄目だったら、諦めなさい。




それまであの子を無理に刺激したら怒るわよ」




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