私とあなたのキスの仕方
遥斗side


「あの、私、遥斗くんが好きなの。」


「いや…俺、彼女一筋なんで。」


「私だって千秋が好きだけど…
千秋がこうしろって言ったから…」


ぅん?!千秋って…

千秋先輩のことだろ!

「あの!詳しく教えて下さい!」


バタバタ…

誰かが屋上にのぼってきた。

「遥斗くんゴメンね」


気づいたら俺の口と女の口は重なってた。


< 66 / 74 >

この作品をシェア

pagetop