夏休みの勉強は『運命の出会い』
…
あるところに、18歳の女子高生の子が居たの。
名前はA子。
A子はそれなりにお付き合いしてきたけれど、てんでだめ。
デートをして話しをしていると彼氏を幼稚だと呆れてしまう。すぐ別れてしまう。
それを繰り返して。
キスなんてしないわ、手だって繋がない。
運命の王子様にしか…そんな気持ちを持っていたの。
そこでA子は閃いた。
“和服の似合う人こそ運命の王子様”だと。
何も金髪碧眼が王子様ではないわ、着物の似合う王子様だって居る。
A子はすぐに行動に移した、あなたたちみたいにね。
“和服の王子様”と“出会う”為に、自ら“運命”を作ったの。
分かるわよね?